医法研とは
医薬品企業法務研究会(医法研)は、1981年4月6日に設立された医薬品企業、医薬品関連企業における唯一の法務に関する研究団体です。医薬品企業、医療機器、再生医療等製品など医薬品関連企業の各種法務分野の研究をはじめ、コンプライアンス、知的財産、薬事規制、臨床開発、医療問題等を対象とし、現在、会員企業106社(2023年5月1日現在。「会員会社一覧」を参照。)、368名(2023年4月1日現在)の登録会員を擁しています。
医法研は、「リーガルマインドを会是とする共通認識の下、医薬品企業並びに医薬品関連企業が必要とする調査・研究、情報の収集・交換及び関係諸機関・諸団体との連携・協働活動を行うことにより、医薬品産業の発展を図り、もって国民の健康と福祉の向上に寄与すること」を、会の目的として掲げていますが(「会則」を参照)、個々の登録会員に対しては、日常業務に関連する幅広いテーマについて相互に研鑚を行い、法務、コンプライアンス、知的財産、薬事規制等の担当者としての資質向上を図ることも大事な目的の一つと考えています。
また、医法研は、会員企業からの年会費を主な収入源として運営されており、財政面からも会の自主独立が確保されています。他方、日本製薬団体連合会(日薬連)、日本製薬工業協会(製薬協)などの他の業界団体とも連携し、例えば、製薬協の「製薬協コンプライアンス・プログラム・ガイドライン」制定に協力するなど、医薬品業界や会員会社を含む医薬品企業の健全な発展に協力しています。