医薬品企業法務研究会

 

ご挨拶

 2021年5月18日に開催された定例総会において再任され、本年度も会長を務めることになりましたアッヴィ合同会社の大須賀です。医薬品企業法務研究会(医法研)は、1981年4月に設立され、本年40周年を迎える医薬品企業、医薬関連企業の法務・コンプライアンス関連の唯一の研究団体です。2021年12月1日現在、会員企業104社、登録会員数348名から構成され、おかげさまで今日では医薬品及び医薬品関連業界の法務系シンクタンクとして認知いただくまでになっています。




 医薬品及び医薬品関連業界においては、臨床研究法の施行、薬機法の改正、医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドラインの適用開始等に代表されるここ数年の新たなルールに加え、本年8月には薬機法改正に伴う法令遵守ガイドラインの適用開始、虚偽誇大広告に対する課徴金制度の施行も予定されており、益々適正なビジネス活動が求められるようになっています。特に、上述の両ガイドラインにおいて求められているように、個々の活動についてはもちろんのこと、会社としてのガバナンス体制の拡充と実効性の担保に対する要請がより高まっていると認識をしています。一方で、新型コロナウィルスの影響による新たな生活様式の中で、私たちの働き方についても益々の変革を求められるようになっています。このように変革を問われ続ける状況において、会員各社に資するために、ひいては患者さんを始めとするステークホルダーの皆さまから当業界がより高い信頼を得られるために、業界に特化した研究団体として何ができるかを、40周年という節目を迎える本年も引き続き真摯に追及してまいりたいと考えています。

 医法研においては、法的な問題はもちろんのこと、コンプライアンス、医療問題、臨床研究、治験補償等の幅広いテーマについて、研究部会活動を通じての研究の機会と、月例会特別講演及び法務実務講座を通じての研鑽の機会をご提供しています。各社の実務により有益な研究と研鑽の実現を目指して、研究部会においては研究部会アドバイザーとして、特別講演及び法務実務講座においては講師として、それぞれ外部の専門家または有識者の皆さまにもご支援をいただいています。

 会員会社における更なる組織または体制の整備に少しでも貢献できる医法研であり続けられるよう微力ながら努めてまいりますので、今後とも、ご支援、ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


医薬品企業法務研究会
会長 大須賀 久人