医薬品企業法務研究会

 

ご挨拶

 医薬品企業法務研究会(医法研)は、1981年4月に設立し、現在では会員企業95社、登録会員数337名を擁する医薬品企業、医薬関連企業の法務関係の唯一の団体であり、今日では医薬品業界の法務のほか、コンプライアンス、医療や薬事規制に関わる研究機関、シンクタンクとして拡く認知いただくまでになっております。

 当会では、会員内外とのコミュニケーションと情報発信の強化のため、2018年6月に、医法研ウェブサイトを大幅にリニューアルいたしました。例えば、トップ画面の各バナーを大きく見やすくして利便性の向上を図り、また会員専用サイトにおいても、ストレージ機能の操作性を重視し、一層見やすく、使いやすいものに改良いたしました。今回のリニューアルに際しては、サイト全体の構造を再設計し、メンテナンス性を高めることによって、運営コストを下げ、タイムリーな情報発信も可能としております。ぜひ、新ウェブサイトを訪れてみていただければと存じます。
 さて、2017年5月に新たな研究部会の立ち上げを視野に入れ、「臨床研究・開発研究連絡会」を発足させ、2018年4月より常設の研究部会として、「MA・臨床開発研究部会」を設置しました。
 また、2017年4月にスタートした「医薬品をめぐる契約書式集」改訂2版のための特別研究部会においては、2018年6月に本書式集を冊子として完成させ、リニューアル後のウェブサイトの会員専用サイトにも掲載しています。契約書式(86書式)がワード形式でダウンロードできますので、会員会社の契約実務でご活用いただけることを期待しております。
 2018年4月に施行された臨床研究法対応の契約書モデルは、これらの二つの部会の協力により作成され、この書式集にも含まれており、これは、会員会社に限らず、多くの関係者の皆さまにもご活用いただきたく、ウェブサイトのトップ画面から閲覧できるようにしております。なお、この契約書モデルについては、2018年6月(東京)、7月(関西)の当会月例会で説明会を開催いたします。
 更に、本年も昨年に引き続き、会員会社や登録会員に役立ち、医法研活動の将来・刷新にかかわる企画を「検討事項」として役員会で検討し、更に登録会員のご要望を把握するために「医法研の明日に向けてのアンケート」を実施してまいりますので、ぜひ、会員会社の皆様のニーズをお聞かせいただければと存じます。

 医薬品業界は、世界的な医療財政の引き締めや薬価制度の抜本改革による薬価の大幅な引下げなど、外部環境がますます厳しくなっており、各会員会社とも新たな体制に適合したビジネスや研究開発体制の見直しが急務となっております。そのような中、医法研は会員会社の要望を踏まえつつ、一層の活性化に取り組むと共に問題解決に貢献できる活動を推進してまいります。
 
 医法研の活性化を推進するためには、常設の研究部会の研究活動の充実が不可欠であり、医法研活動から得られる情報やアウトプットが会社のニーズに応えられるように努力してまいります。
 また、月例会や法務実務講座では様々なテーマを取り上げ、その分野に精通した専門家や医薬品企業各社のエキスパート精鋭の方々に講演頂き、これらの活動を通じて、登録会員のみならず会員会社の関連部門の社員の方々の実務知識の向上に資することができると思っております。

 最後に、まだ医法研に入会されていない医薬品企業、医薬品関連企業の皆様、会員会社でもまだ登録会員になっておられない社員の皆様に、医法研メンバーになっていただきますよう、入会のお願いを申し上げます。
 医法研が会員会社の皆様のご期待に一層応えることができるよう、また、会員会社の事業発展にお役に立てるよう、引き続き、会の運営を行っていきたいと考えております。

 今後とも、医法研に対するご協力・ご支援をよろしくお願い申し上げます。


医薬品企業法務研究会
会長 戸邨 啓子