2018年7月31日
各 位
医薬品企業法務研究会
会長 戸邨 啓子
医法研 8月度月例会 開催のご案内
拝啓 時下 益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
標記月例会を下記のとおり開催致しますので、ご出席下さいますようご案内申し上げます。
敬 具
記
1.日時: 8月21日(火) 13:15~17:30
3.内容:
1) 役員会報告 13:15~13:20
2) 特別講演Ⅰ 13:20~14:40
「施行と十分性認定を踏まえた、日本企業のGDPR(《General Data Protection Regulation》EU一般データ保護規則)対応」
西村あさひ法律事務所
弁護士 石川智也 氏
本講演では、GDPRへの対応ポイントを概説した上で、GDPR施行後の当局の動向と、十分性認定がなされた後に日本企業が取り組むべき事項について解説します。また、近時質問を受けることの多い項目(ウェブサイトにおけるマーケティングツールへの対応、Cookie popupの要否、グループでクラウドサービスを用いる際に必要な契約のアレンジメント、欧州域内のCROを通じた個人データの取得等)についても解説する予定です。
3)休憩 14:40~14:45
4)部会発表 14:45~15:55
「医療関係者に対する適切な情報提供を行うために ~アンケート結果の考察を踏まえて~」
コンプライアンス研究部会
近時の広告活動に係る不適切な事案により、製薬会社による情報提供に対し厳しい目が向けられ、2016年より厚生労働省による広告活動監視モニター事業が開始されています。
コンプライアンス研究部会(情報提供グループ)では、かかる状況下における各社の広告関連規制遵守体制やその実務について把握すべく、コンプライアンス研究部会登録各社に対しアンケートを実施しました。
また、その後、「医療用医薬品の販売情報提供活動に関するガイドライン(案)」が公表され、今後、薬機法その他の関連規制の運用が強化されることが予想されます。
本月例会では、アンケート結果からわかる各社の遵守体制の現状とリスクを考察し、さらに、遵守体制のあるべき姿の例を提案させて頂く予定です。
5)コーヒーブレイク 15:55~16:10
6)特別講演Ⅱ 16:10~17:30
「契約交渉と国際仲裁」
①国際契約でも『誠実交渉義務』?
②国際仲裁と証人尋問
③モック証人「反対尋問」
長島・大野・常松法律事務所
弁護士 杉本花織氏、PAUL M. IGUCHI氏、井口直樹氏
医薬品企業が商事紛争に巻き込まれ、その解決のために国際仲裁を利用する場面は数々あるが、一体、国際仲裁とはどんな手続なのか、どんな事件が問題になるのか。いざ国際仲裁になる場合に、企業側のやるべきことと、弁護士に早期に相談して弁護士と協働すべきことは、何なのか。具体的事例を通じての理解を深めるために、実際の例をベースに作成したモック・シナリオを使い、国際交渉の場面のどんな言動が問題となるのか、裁判例はどんな基準で判断しているのかを解説するとともに、国際仲裁の最大の決戦場である証人尋問がどんなスケジュールで組み立てられ、山場中の山場である「反対尋問」がどんな風に行われるのか、講演者の実演を通して理解していただきます。
以 上
(お願い)
1.出欠回答につきましては、締切日までにご返答下さい。会員専用ページ>→出欠確認
2.登録会員は、当会会員専用ウェブサイト上で、出席お申込みいただければ、ご参加いただけます。
3.登録会員以外の会員会社の従業員等は、登録会員の代理として、当会会員専用ウェブサイト上で申込みいただくことにより、代理出席できます。代理出席いただけるのは、会員会社の従業員等の方です。会員会社に在籍のまま、グループ会社等、他社に出向されている方を含みます。
4. 会員会社の登録会員の人数枠を超えて、会員会社の従業員等が出席される場合には、お一人 5,000円の会場整理費を頂きます。
5.上記以外の方は、会場整理費をお支払いただいても、参加いただけません。未入会の医薬品企業、医薬品関連企業(医薬品原体製造、CRO、医療機器、再生医療等製品、臨床検査受託など)、また、会員会社のグループ会社におかれては、当会への入会、登録をご検討ください。
※9月度月例会は、9月19日(水)にアルカディア市ヶ谷(6F霧島)にて開催の予定です。