医法研10月度月例会開催のご案内
拝啓 時下 益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。 標記月例会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席下さいますようご案内申し上げます。 なお、新型コロナウィルス感染拡大防止の為、WebExミーティングにて開催いたします。 出席登録いただいた方に後日、招待メールをお届けしますので、WebExミーティングから月例会にご参加願います。
敬具
- 記 -
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日時: | 2021年10月19日(火)
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内容: | 1)役員会報告 13:15~13:20
2)特別講演Ⅰ 13:20~14:40 「内部統制の最新事情 -改正公益通報者保護法の施行に向けた内部通報制度の見直し」 山口利昭法律事務所 弁護士 山口 利昭 氏
来年6月から施行される改正公益通報者保護法が法務担当者の関心を集めていますが、周囲を見渡すと「不正予防への万能薬と評するバラ色の理想論」の立場からの解説や「コンプライアンスリスクを過大視した悲観論」の立場からの解説が飛び交っているように見受けられます。 そこで、消費者庁における法改正の審議に5年間関わった者として、また、日ごろ内部通報の外部窓口および通報に基づく社内調査の支援を業務とする者として、企業が改正法をどう受け止め、自社の通報制度に活かすべきか(近時の具体的な企業不祥事を例にとりながら、また、配分できる各企業の人的・物的資源を見据えた現実論に立脚して)解説を試みます。
3)休憩 14:40~14:45
4)部会発表 14:45~15:55
関西第一研究部会 「医療用アプリの基礎」 ICTやAI、IoTなどのIT技術を活用して新しい製品やサービスを生み出すデジタルトランスフォーメーションの動きは、医療業界にも広がりを見せており、ウェアラブルデバイスや介護ロボット、AIによる画像診断、ゲノム解析技術などの実用化が始まっています。今後、法務関連業務を行っていく上でも、これらに関する知識は必須になってくるのではないかという問題意識のもと、特に最近耳にすることが多くなっている“医療用アプリ”について、薬事上の規制や開発、販売の流れ、先行する欧米との規制比較など基礎的な知識の理解を深めることを目的とし研究した内容を発表いたします。
5)休憩 15:55~16:10
6)特別講演Ⅱ 16:10~17:30
「シンガポール法の概要とシンガポールにおける契約・仲裁の実務」 弁護士法人One Asia 弁護士(日本法・シンガポール法) 増田 浩之 氏 今も継続的に成長・拡大を続け、多くの日本企業が進出するASEANにおいて、シンガポールは、特にASEAN地域のハブとなる国の一つであり、コモンローをベースとした公平性・透明性のある法制度をもとに国際仲裁機関であるSIAC(Singapore International Arbitration Centre)に代表されるような法務インフラを、国を挙げて整備しています。 その中で、昨今、シンガポールを含むASEANの企業やさらには同地域以外の企業との間で取引をする場合においても、その契約においてシンガポール法準拠/SIAC仲裁を提案される、あるいは選択する、ということが多く行われています。 本講演では、そのような提案/選択をすることのある場合に備えて、シンガポール法の概要、シンガポール法準拠の契約の解釈や考え方、シンガポール法/SIAC仲裁を選択するメリットや活用可能性等について、実例を踏まえて実務的な観点からご説明いたします。
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(お願い)
1.出欠回答につきましては、締切日までにご返答下さい。会員専用ページ>→出欠確認
2.登録会員は、当会会員専用ウェブサイト上で、出席お申込みいただければ、ご参加いただけます。
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4. 会員会社の登録会員の人数枠を超えて、会員会社の従業員等が出席される場合には、お一人 5,000円の参加費を頂きます。
5.上記以外の方は、参加費をお支払いただいても、参加いただけません。未入会の医薬品企業、医薬品関連企業(医薬品原体製造、CRO、医療機器、再生医療等製品、臨床検査受託など)、また、会員会社のグループ会社におかれては、当会への入会、登録をご検討ください。
※11月度月例会はございません。
11月は11月16日(火)に40周年イベントを開催予定です。